大魔術師達の饗宴

2006年9月17日
たまにはタイムスパイラルの新登場カードのお話でも。

今回は各種強力なアーティファクトをクリーチャーに詰め込んでみましたシリーズその1〜その3まで紹介。
情報源は「MTG TODAY」さんです。


《Magus of the Disk / 《円盤の大魔術師》 (2)(白)(白)
クリーチャー ー 人間・ウィザード、レア
〜はタップ状態で場に出る。
1,(T):すべてのアーティファクト、クリーチャー、そしてエンチャントを破壊する。
2/4

白の大魔術師は《ネビニラルの円盤》が内蔵されております。再生は出来るので何かしら再生をつけるカードを組み合わせれば毎ターン円盤起動が可能です。再生を付けた何かも吹っ飛んでしまうのが欠点ですが、《ロクソドンの教主》を取り入れて白緑で組んでみるとか、スタンダードから離れてしまいますが《抜け殻(SK)》を入れてみるのも面白いかも。
この手の全体除去はリミテッドではアドバンテージを取れる強力なカードですし、構築でも5枚目6枚目もしかすると8枚目の《神の怒り》として活躍かもしれません。出した返しのターンで相手クリーチャーをブロックすることが出来るのもポイントになるかも。


《Magus of Mirror》 (4)(黒)(黒)
クリーチャー ー 人間・ウィザード、レア
(T),〜を生け贄に捧げる:対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーとライフの点数を入れ替える。この能力はあなたのアップキープの間にしかプレイできない。
4/2

アメリカのCMで放送されたというクリーチャー。
黒の大魔術師はレジェンドの6マナアーティファクト、《Mirror Universe(LE)》が組み込まれています。
ライフとライフを交換するカードは最近では《砂の逆流(CK)》があります。あちらはマナコストが重かったですが、こちらは元祖と同じく6マナでプレイ可能。ただし起動するのに1ターンかかってしまうのが難点。構築ではちょっと使いにくいかもしれませんが、速攻を持たすことの出来るカードに《ヤヴィマヤの火(INV)》のような大会でも見かけるようなカードが登場するのなら出てくるかもしれません。こちらのライフを極限まで減らしておいて黒の大魔術師でライフ交換→火力、といった流れ。無理かな〜
リミテッドではこれをだして置けばいい抑止力になるかも。これを除去するまで相手が無理に攻撃を仕掛けてくることが無くなるかもしれません。下手に追い詰めてしまうとライフを交換されて立場が逆転してしまうからです。出すと頼もしいけれど出されるとうっとうしいカードの1枚。


《Magus of Jar》 (3)(青)(青)
クリーチャー ー 人間・ウィザード
(T),〜を生け贄に捧げる:それぞれのプレイヤーは自分の手札を裏向きでゲームから取り除き、カードを7枚引く。ターン終了時に、それぞれのプレイヤーは自分の手札を捨て、この効果でゲームから取り除かれたカードを手札に戻す。
3/3

そして青の大魔術師は伝説のアーティファクト、《記憶の壷(UL)》でございます。
発売1ヵ月後に禁止カードに指定されてしまったカードがクリーチャーになることで、除去されやすいという欠点でその壊れっぷりをカバーしています。それでも7枚引けるのは強力なので、「7枚引いてエンドに7枚捨てて《偏頭痛》で14点ダメージ。あっ。《偏頭痛》が2枚出てたので28点だったわ〜。」なんてことが起こってしまうかも?
また色も青なので、このクリーチャーを1ターンだけ除去から守る方法はいくらでもあります。再びやばい匂いがプンプン・・・
さすがに当時のように2〜3ターンでゲームが決まることは無いと思うので、禁止には指定されないと思いますが、このカードを使用したデッキがメタに食い込んでくる可能性は極めて高いと思います。

理想。
「7枚引いて7枚捨てて《偏頭痛》で14点ダメージ。あっ。《偏頭痛》が2枚出てたので28点だったわ〜。ごめんな〜。あっ。《偏頭痛》4枚出てたわ〜。56点ダメージな〜。ごめんやっぱり違ったわ〜。《エンチャント複製(GP)》4枚で《偏頭痛》コピーしてたから112点ダメージでした〜。」

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