アクア・ネオス

2006年4月13日
5月18日に発売される新パック「POWER OF THE DUELIST」。
第5期第1弾ということで、アニメで十代が使用したネオスペーシアンがついにOCG化!しかも最高クラスのウルトラレアに位置づけされた。そのわりにあまりの弱体化されっぷりに感動!子供向け番組風にじっくり考察するぜ!

《E・HERO アクア・ネオス》 
水属性 ☆☆☆☆☆☆☆ 
戦士族 ATK/2500 DEF/2000
「E・HERO ネオス」+「N・アクア・ドルフィン」
自分のフィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。手札を一枚捨てることで相手の手札一枚をランダムに選択し破壊する。この効果は1ターンに一度しか行えない。エンドフェイズ時にこのカードは融合デッキに戻る。

こいつが今回新登場の新エレメンタルヒーロー、アクアネオスだ!
手札を捨てることで相手の手札を1枚破壊する!しかも無作為にだ!
こいつは結構強力だぜ!あの禁止カード《いたずら好きな双子悪魔》に匹敵する効果を持っているんだからな!双子悪魔が知らない人は《呆然(6E)》を思い浮かべてくれればわかるはずだ。1ターンに1度しか使用できないが、連続で効果を使用できれば禁止カードになる可能性だってあるんだぜ!
しかもこのヒーローの特殊召喚には《融合》が必要ない!これまでのエレメンタルヒーローは融合カードによる依存が高かったが、こいつはそんな心配はないぞ!場にあるだけで融合が可能だ!これがコンタクト融合だ!
その代わり《融合》カードのように手札融合できず、コンタクト融合後は融合素材はデッキに戻るため《ミラクルフュージョン》が使えないという2つの大きなデメリットと場に2体のモンスターをそろえるという難しいハードルが用意された!
しかし、君なら大丈夫だ!

ではこのモンスターを場に出すことがなぜ難しいか。
まず融合素材となる《E・HEROネオス》は☆7つモンスターだからだ。☆7つ以上のモンスターには生け贄が2体必要なんだ。
遊戯王のルールではモンスターは1ターンに1体しか通常召喚できない。そのため、☆7以上のモンスターを召喚するには3ターンかかってしまう・・・
しかし、墓地から特殊召喚したり《ダンディライオン》《E・HERO ネクロダークマン》などアニメでも十代が使用したカードを使えば簡単に召喚出来るぞ!どうやってキーカードを墓地に捨てるかはみんなで考えてくれ!

そして、手間隙かけて《E・HEROネオス》が場に出れば、あとは☆4つモンスター、N・アクアドルフィンを出すだけで準備は完了。
さあ、コンタクト融合だ!融合のカードは必要ないぞ!
《E・HEROネオス》を場に出すのには他にカードを使う必要があるため、合計3枚以上のカードを使ってこの《アクア・ネオス》を融合召喚することになるんだ。
しかも効果を使用するにはさらに手札を1枚捨てなくてはならない。融合後の攻撃力はネオスと同じ、全く変わらないぞ!しかもターン終了時にデッキに戻ってしまうんだ。
そのため4枚以上のカードを消費してにもかかわらず場ががら空きになるので注意が必要だ。

以上の点を踏まえて、鳴り物入りで登場したにもかかわらずアニメでもほとんど使用されないこのモンスターを使って楽しいデュエルをしてくれ。
ガッチャ!

たまにはこんなノリも楽しい。

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